<Header>
<Author: 李白>
<Title: 把酒問月>
<Format: 格式不明>
<Year: 2000>
<BookName: 校注唐詩解釈辞典>
<Translator: 松浦友久>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 酒（さけ）を把（と）りて月（つき）に問（と）う>
<BookPage: 642-647>
<UsedPage: 6>
<Feature: 1, 2, 4>
<End Header>
<Poem>
青天有月來幾時，
我今停杯一問之。
人攀明月不可得，
月行却與人相隨。
皎如飛鏡臨丹闕，
綠烟滅盡清輝發。
但見宵從海上來，
寧知曉向雲間沒。
白兔擣藥秋復春，
嫦娥孤棲與誰鄰。
今人不見古時月，
今月曾經照古人。
古人今人若流水，
共看明月皆如此。
唯願當歌對酒時，
月光長照金樽裏。
<End Poem>
<Translation>
青い夜空に月が出現してから、どれほどの歳月がすぎたのであろうか。私はいま杯をはこぶ手をとめて、ちょっと月にたずねてみたい。人が美しい明月を手づかみにしようと試みても、それは不可能だが、月の歩みは$そうした切ない人間の思いにはかかわりなく$、なんと人のあとからついてくる$それはなぜ?$。
ひかり輝く白い月は、まるで朱ぬりの宮門の上に高々とさしかかった、空を飛ぶ鏡のよう。$まわりの$濃い夕もやがすっかり消えさると、清らかな月の光が輝きわたる。だが、人々はただ夜もあさいころ、$東の$海上からのぼりくる月を目にするばかり。そして少しも気づかぬうちに、$月は$夜あけがた、雲間に沈んでしまうのだ$それはまたなぜ?$。$月に住む$白いうさぎは、秋から春、春から秋へと、いつまでも不老不死の薬をつき続けている$それはなぜ?$。$月の女神$嫦娥は$夫と別れた$今、ただ一人さびしく住んで、いったい誰と隣りあわせなのだろうか$ぜひとも尋ねたいものだ$。現代の人々はもはや昔の月を見ることはできないが、今かがやく月は以前昔の人を照らしつづけた$その月なのだ$。
昔の人も今の人も流れる水のごとく、刻々と移りゆき、やがて死んでいく。人々は$ほかの人と$一緒に明月をじっと見つめながら、それぞれみな同じ深い感慨をいだきつづけた。私はただひたすら願う、歌を聞き、酒を飲むとき、月の光がいつまでも美しい酒杯の中にまで$明るく$照らしつづけることを。
<End Translation>
<Formatted Translation>
青い夜空に月が出現してから、どれほどの歳月がすぎたのであろうか。
私はいま杯をはこぶ手をとめて、ちょっと月にたずねてみたい。
人が美しい明月を手づかみにしようと試みても、それは不可能だが、
月の歩みは$そうした切ない人間の思いにはかかわりなく$、なんと人のあとからついてくる$それはなぜ?$。
ひかり輝く白い月は、まるで朱ぬりの宮門の上に高々とさしかかった、空を飛ぶ鏡のよう。
$まわりの$濃い夕もやがすっかり消えさると、清らかな月の光が輝きわたる。
だが、人々はただ夜もあさいころ、$東の$海上からのぼりくる月を目にするばかり。
そして少しも気づかぬうちに、$月は$夜あけがた、雲間に沈んでしまうのだ$それはまたなぜ?$。
$月に住む$白いうさぎは、秋から春、春から秋へと、いつまでも不老不死の薬をつき続けている$それはなぜ?$。
$月の女神$嫦娥は$夫と別れた$今、ただ一人さびしく住んで、いったい誰と隣りあわせなのだろうか$ぜひとも尋ねたいものだ$。
現代の人々はもはや昔の月を見ることはできないが、今かがやく月は以前昔の人を照らしつづけた$その月なのだ$。
昔の人も今の人も流れる水のごとく、刻々と移りゆき、やがて死んでいく。
人々は$ほかの人と$一緒に明月をじっと見つめながら、それぞれみな同じ深い感慨をいだきつづけた。
私はただひたすら願う、歌を聞き、酒を飲むとき、
月の光がいつまでも美しい酒杯の中にまで$明るく$照らしつづけることを。
<End Formatted Translation>